この作品は若干の性的な表現を含むため、R-15扱いとしてください。また、高校演劇での上演には向きません。
「日本劇作家協会リーディングフェスタ(2014年12月)」の「性」に関する短編戯曲募集への応募作として執筆した短編戯曲「ドーター・ドーター」を改編したものです。「劇王」仕様の「3人20分版」と、「せんだい短編戯曲賞(2018年)」応募作としてブローアップした「5人30分版」があります。
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作品の経緯と狙い
戯曲「ドーター・ドーター」は元々4幕4場120分の戯曲として構想していたものですが、リーディングフェスタへの応募に当たってその1場のみを独立させ「15分以内」という制限に合わせて2幕以降への伏線や枝葉を刈り取った結果、中途半端な出来になってしまいました。
そこで、設定から大幅に見直し、改題したのがこの「それだけはダメ。」です。見直しにあたって、まず、日本劇作家協会が推進している戯曲大会「劇王」の仕様に準じることにして「20分以下、登場俳優3人以下、簡易な1セット」という条件に当てはまるようにしました。登場人物は5人ですが、女性3人を1人の女優で演じられるようにしてあります。これが「3人20分版」です。
その後、「せんだい短編戯曲賞」への応募にあたって「3人20分版」をブローアップし、元の構想から5人の登場人物の心象を練り直したのが「5人30分版」です。このバージョンでも女性3人を1人の女優で演じられますが、あまりお勧めできません。なお、セットなどは簡素なままにしてあります。
注記
主人公の年齢(5人30分版では56歳)出身地(札幌)などが作者(執筆時)と同じですが、内容は全くのフィクションであり、モデルとした実在の人物は存在しません。なお、作者が17歳だった頃に強烈なショックを受けたTVドラマ「3年B組金八先生~十五歳の母(1979)」がモチーフの一つになっています。
代金について
「3人20分版」も「5人30分版」も一律一回 820円 です。
詳細は「劇作家」のページをご覧ください。
ダウンロード
■ 5人20分版(20180822):PDFファイル 888KB(A4横書き20ページ)。※あらすじは最終頁にて
■ 3人20分版(20150204):PDFファイル 529KB(A4版変形原稿用紙28字×38列×19ページ)。あらすじ(ネタバレしますのでご注意)